Dropboxによる、コンドリーザ・ライス元国務長官・国家安全保障問題担当大統領補佐官の取締役就任発表後、インターネットに動揺が走った。ブッシュ政権時代に捜査令状なしの傍受を支持した元政府高官が、データプライバシー議論の震源地にいるクラウドストレージ会社に適切なアドバイスをできるのか? しかも今のNSAとその監視プログラムという状況の中で。テク系コミュニティーの多くの人々がこの選択に怒りを表した。NSAのPRISMプログラムのスライドで “coming soon” として名前を挙げられていたDropboxは、他のIT企業らと共に、政府のデータ監視法の改訂を要求している。
